BLeagueを分析

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3Pシュートはオレに任せろ!?

1ヶ月ぶりの投稿になってしまいました。

今回は3Pに着目して何か発見はないかなと見てみました。

全項目共通で、2017-18シーズン得点ランキング TOP101(100位タイ) を条件としています。

見慣れた顔ぶれ
チーム 名前 pts 3fgm 3P成功率 3P率
川崎 辻直人 745 145 0.3887 0.5839
三遠 田渡修人 571 118 0.3869 0.6200
琉球 岸本隆一 615 118 0.3609 0.5756
千葉 富樫勇樹 787 117 0.4179 0.4460
新潟 五十嵐圭 638 113 0.3373 0.5313
京都 岡田優介 485 108 0.3600 0.6680
三河 金丸晃輔 894 107 0.3948 0.3591
富山 大塚裕土 558 106 0.3970 0.5699
西宮 D・バーンズ 801 102 0.3208 0.3820
島根 佐藤公威 523 101 0.3930 0.5793

条件 : 3Pの成功数100本以上

辻 : 成功数がダントツで成功率も高く日本屈指のシューターであることが裏付けられています。 2018/02/22 @横浜国際プール チャイニーズタイペイ戦で8本の3Pを沈めた試合は圧巻でした。

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富樫 : ケガで10試合欠場しましたが第4位の成功数を残し、更には成功率も41.8%と高いのに3Pに頼り切っていないのも特徴ですね。

喜多川 : ベスト3P成功率賞ですが成功数90本なのでこの条件だとリスト入しないですが、その分高確率で的確に射抜いていると言えそうです。ケガの回復を祈ります。

金丸 : 3Pシューターという先入観を持っていたことに気づかされました。試合を思い返してみると右45°でボールをもらい、エンドラインに向かってドリブル1,2回とステップバックなどを駆使してDFのタイミングを外してシュートを放っていますね。FT成功率1位なことからも分かるようにBリーグで最もシュートが上手い選手だと思います。ただ、クイックリリースやフェイダウェイがタフショットに見えるのか、それを嫌うラマスからは呼ばれないというウワサもあったりなかったり。

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意外なシューター?
チーム 名前 ポジション pts 3fgm 3fga 3P成功率
川崎 N・ファジーカス C 1517 62 139 0.4460
北海道 M・トラソリーニ PF/C 1065 64 153 0.4183
琉球 田代直希 SF/PF 424 84 201 0.4179
千葉 富樫勇樹 PG 787 117 280 0.4179
栃木 喜多川修平 SF 514 90 216 0.4167
三遠 R・ドジャー PF 487 57 137 0.4161
琉球 I・ブラウン PF 674 61 149 0.4094
西宮 道原紀晃 PG/SG 696 56 139 0.4029

条件 : 3Pの成功率40%以上

単純に確率だけを指標とした場合にこれほどインサイドの選手が多い結果となることは予想外でした。

特に1000点超えのファジーカス、トラソリーニが高確率でアウトサイドまで決めることができてしまうとは鬼に金棒ですね。大型選手のアウトサイドシュートはブロックされにくいので、ショットクロックが無いとき意外でも使えるのはとても大きな武器です。

仕事人!?
チーム 名前 pts 3P得点 3P成功率 3P率
京都 岡田優介 485 324 0.3600 0.6680
千葉 石井講祐 361 234 0.3824 0.6482
三遠 田渡修人 571 354 0.3869 0.6200

条件 : 全得点の内3Pが60%以上

点を取るなら1.5倍の3Pがお得!!! とは言っていないと思いますが、得点の多くを3Pで稼いでいる3選手です。成功率も36~38%と高水準なので、まさに生粋のシューターと言えそうです。

余談

ステフィン・カリーは2015-16シーズンに402本の3P成功というNBA記録を持っています。

NBAは試合数が12分x4Qで48分、シーズン82試合なのでB.Leagueの1.64倍の試合時間があります。

(単純計算で辻が1.7倍決めて同等になります)

データの見方に関するアドバイスやご指摘大歓迎です。