比江島慎はブレックスアリーナで活躍できていないのか?
シーホース三河から栃木ブレックスに電撃移籍した比江島慎!!!
会見の中で「…ブレックスアリーナでまぁ、あんまり自分活躍した覚えはないなって…」と(動画の15:50頃に)言っていたのでそれを確認してみます。
活躍できていないのか?
日本のエース比江島にとって活躍とはいかほどなのかが計り知れないので、過去2シーズン(2016-17と2017-18)の全試合データ、栃木戦のホームとアウェイそれぞれの平均値から確認してみようと思います。 平均値を出す分母は出場した試合数です。またALL★STARと九州選抜、2017-18シーズンのCS第3戦の10分の試合データとリバウンド系のスタッツは除外しています。
全体平均 | 栃木vs三河平均 | 三河ホーム平均 | 栃木ホーム平均 | |
---|---|---|---|---|
min | 26.57 | 29.11 | 30.25 | 28.2 |
pts | 12.47 | 11.78 | 13.25 | 10.6 |
fgr | 47.92 | 42.42 | 47.62 | 38.6 |
3fgr | 38.95 | 17.65 | 0 | 27.27 |
ftr | 75.49 | 65.52 | 72.22 | 54.55 |
as | 3.63 | 4.44 | 5.5 | 3.6 |
to | 1.66 | 1.78 | 2.5 | 1.2 |
st | 1.12 | 0.89 | 0.75 | 1 |
bs | 0.46 | 0.22 | 0.25 | 0.2 |
bsr | 0.29 | 0.33 | 0.5 | 0.2 |
f | 1.76 | 1.67 | 1 | 2.2 |
fd | 2.28 | 3.67 | 4.25 | 3.2 |
eff | 13.17 | 11.11 | 12.5 | 10 |
min : 対栃木戦では出場時間が延びています。特に負けられないホーム戦では全体平均を4分近く上回り30分超えです。
pts & fgr : 得点とその確率が大きく平均値を下回っています。持ち味の1つである得点の部分で下がっているため印象にも残っていそうです。
3fgr : 3Pはほとんど打ちませんが、ホームで1本も決められていないのは意外です。(4試合で6本)
ftr : ホームでは13/18本なので平均と同等ですが、栃木では6/11本と54%まで落ち込んでいます。
eff : 得点が下がったことで分かりやすい活躍の尺度となるEFFが3下がっています。
まとめ
比江島慎はブレックスアリーナにおいて 平均出場時間より約1分半長く出場しているが、FGパーセンテージが低く得点も落ちている。同様にFTも確率を落としています。 アシスト、ターンオーバー、スティールは平均と同水準で、ブロックはするもされるも機会が少ないことに変わりはありません。 ファウル/被ファウルは増ではあるものの活躍できてないという話にはならなそうです。
∴少し長く出ているのにシュート確率が低く点に結びつかないゲームが多く、活躍できていないという印象があると考えられそうです。
2018/08/02 追記 三河のユニフォーム写真のままオーストラリアのBrisbane Bullets への移籍が発表されましたね
【#6 比江島 慎 選手、ブリスベン・ブレッツ移籍決定のご報告】
— リンク栃木ブレックス公式 (@linktochigibrex) August 2, 2018
リンク栃木ブレックス #6 比江島慎選手がブリスベン・ブレッツ(NBL/オーストラリア)に移籍することが決定しました。
報道機関向けに8/3(金)都内にて会見を実施予定です。
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