BLeagueを分析

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琉球ゴールデンキングスがPG大補強

はじめに

お題として2,3候補として挙げていて1つが「琉球ゴールデンキングスに橋本竜馬移籍」だったのですが、そこに並里成の復帰も発表されたのでこのお題で初投稿することにしました。

基本的に敬称略でやらせていただきます。


2016-17シーズン

レギュラーシーズンから振り返ると、西地区で圧倒的な強さを誇るシーホース三河に次ぐ2位につけていましたがで、29勝31敗という勝率5割を切る中でのチャンピオンシップ出場となっていました。チャンピオンシップは全体の勝率序列の兼ね合いで、そのシーホース三河との対戦となり、4点差と6点差の2連敗でシーズン終了となっていました。

2017-18シーズン

名のある選手獲得を次々にシーズンオフに発表していました。

シーホース三河が中地区へ移動したとは言え、最終的には42勝18敗の勝率7割で西地区1位の座を手にチャンピオンシップへと進むことができました。チャンピオンシップではホームコートアドバンテージがありましたが、名古屋相手に2点差で初戦を落とし第3戦までもつれ込み苦しみながらのベスト4進出となりました。セミファイナルは天皇杯優勝の千葉ジェッツを相手に7点差と6点差で2連敗しシーズン終了となっていました。

2018-19シーズン

ようやく本題です。

2018/06/21

2018/06/25

2人のビッグネームPGの琉球ゴールデンキングスへの移籍が発表されました。

岸本と並里

琉球にはレギュラーシーズン全60試合スターターを務めたPG岸本CAPがいます。並里は2012-13 ~ 2014-15の3シーズンは岸本と同じく琉球に所属していましたが、スタッツを見る限り共存していたのは最後の2014-15シーズンだけのようです。

2012-13 : 並里 平均29分出場でほぼ全試合スターター、岸本 平均6分出場

2013-14 : 並里長期離脱(詳細把握できてないです)

2014-15 : 並里 平均21.7分、平均岸本 23.3分でスターターとなり立場逆転

3シーズンで並里のポジションを岸本が奪っていったようです。(キングス情報募集)

 

タイムシェアをどうする?

3人の2017-18シーズンの1試合当たりのデータをまとめてみると

NAME G GS MINPG PPG APG
岸本 60 60 25:29 10.3 3.8
並里 59 59 27:57 12.2 7.4
橋本 52 40 25:16 7.0 3.3

G:試合数 / GS:スタメン / MINPG:平均プレイタイム(分) / PPG:平均得点数 / APG:平均アシスト

プレイタイム

(25:29 + 27:57 + 25:16) / 40 min = 1.9675

3人ともプレイタイムを維持しようとすると常に2人が出ていることになります。

得点

岸本(12.2) > 並里(10.3) > 橋本(7.0)

平均10得点を超えているかというラインは戦略的に大きいですね。橋本はここぞというタイミングで3P決めているイメージあるので質が良い気もしますが数字では量れていません。

アシスト

並里(7.4) >> 岸本(3.8) > 橋本(3.3)

並里は富山の後に次ぐ全体2位、時間あたりで換算すればその数字を上回っています。

ターンオーバー

  シーズン総数 分/回 回/出場試合
岸本 104 14.7 1.73
並里 155 10.6 2.63
橋本 38 34.6 0.73

橋本 >> 岸本 > 並里

やっと独自視点!!

橋本の驚異的な数字が目に止まりますね。一方で並里の数字は全体でワースト2位となっています。

ティー

  シーズン総数 分/回 回/出場試合
岸本 59 25.9 0.98
並里 86 19.2 1.46
橋本 70 18.8 1.35

並里 > 橋本 >> 岸本

数でいえば並里は全体3位、橋本も全体13位と高水準であり、毎試合出場すれば1回はスティールする岸本も悪い数字ではなさそうです。

琉球ゴールデンキングスの盤石PG陣

端的には並里のオフェンス力と橋本のディフェンス力を獲得したと言えそうです。

渡辺竜之佑が新潟アルビレックスBBに移籍したことからして、岸本をSGに専念させ、並里がペイント内へ切り込み外で待つ岸本へさばいてスリーポイント。ベストディフェンダー賞の鬼気迫るディフェンスから流れを変えたい、ミス無く1本1本積み重ねたいときには橋本が入ることで落ち着いたプレーができそうです。

三者三様の特徴を持っているので、アメリカンフットボールのオフェンス / ディフェンス / スペシャルチームのように役割によって棲み分けていけるような印象があります。更にはヒルトン・アームストロング → ジョシュ・スコットとすることで得点力を向上させ、西地区の1位は当然のこと3代目B.Leagueチャンピオンを取りに行く体制を整えていることが伺えます。

おわりに

長々書いた割には文章にまとまりがなく、余計な文章もあって言いたいことが分からないですね。文章書くのは難しいです。

分析のプロではないので難しいことはできませんが、こういう見方があるやこういうのどうなってる?など意見やアドバイスがありましたら是非お知らせください。公開されているデータの範囲で頑張ってみます。

参考

琉球ゴールデンキングス - Wikipedia

B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

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