BLeagueを分析

BLeagueのデータをいろんな視点で分析したい分析素人のブログ

2020-21シーズン 宇都宮ブレックスにマジック点灯

約1年サボっていました。。。

2020-21シーズンの初マジックが宇都宮ブレックスに点灯!

宇都宮ブレックスは2021/02/06時点で25勝7敗 残りが28試合でM27が点灯です。

残り試合ほぼ全勝で地区優勝というマジックです。 ※直接対決は考慮されていないと思いますが、対象となる千葉ジェッツサンロッカーズ渋谷とは4試合消化済みです。

2020-21シーズンジュニ表 2021.02.06時点
2020-21シーズンジュニ表 2021.02.06時点

どうなる?2019-20シーズンのチャンピオンシップ!

B.LEAGUE 20190-20シーズンの2月28日(金)〜3月11日(水)のリーグ戦の6試合の開催延期が発表されました。

www.bleague.jp

3月14日(土)から再開の予定となっていますが、情勢次第ではどうなるか分からない状態です。

仮に、仮にこのままレビュラーシーズンのリーグ戦が再開されなかったらどうなるのでしょう?

2011年のように中断した時点での順位確定させ、優勝なしとなるのか?

新型コロナウイルス問題の状況が好転して、中断時点での順位が維持してチャンピオンシップのみ予定通り開催ということもありえるのか…。

2月17日(月)の試合終了時点での順位表はこちら

2020年2月17日時点での順位表

2月17日(月)の試合終了時点での順位表をベースにチャンピオンシップを8チームで実施した場合のトーナメント表はこちら

B2のように4チームで優勝を争うとなるパターンはこちら

可能性としてはかなり低いですが、地区を無視して勝率だけを見て上位4チームのみで優勝を争うとなるパターンはこちら

ここまで作っておきながら考えてもタラレバの域を出ないので意味が無いので、安全な環境で再開できるといいと思うばかりです。

2019-20 第23節

約1年ぶりですが、唐突に 第23節終了(39試合消化)時点でのスタッツをざっくりと記録しておこうと思います。

PTS(総得点)

TEAM PLAYER MIN PTS PPM PPG
川崎 ニック・ファジーカス 1254:49 900 0.72 23.1
三河 ダバンテ・ガードナー 1253:52 885 0.71 23.3
京都 デイヴィッド・サイモン 1240:16 800 0.65 22.9
新潟 ニック・パーキンズ 1323:59 762 0.58 20.6
富山 レオ・ライオンズ 1335:26 757 0.57 21.0
島根 ロバート・カーター 1247:14 741 0.59 21.2
宇都宮 ライアン・ロシター 1139:48 705 0.62 18.1
島根 ブライアン・クウェリ 1286:05 694 0.54 19.3
大阪 ジョシュ・ハレルソン 1206:33 694 0.58 19.8
琉球 ジャック・クーリー 1197:01 681 0.57 17.9
TEAM PLAYER MIN PTS PPM PPG
千葉 富樫 勇樹 1058:38 27:08 0.53 14.4
滋賀 齋藤 拓実 996:16 25:32 0.50 12.8
京都 松井 啓十郎 1175:05 30:07 0.41 12.5
川崎 藤井 祐眞 880:29 23:10 0.53 12.3

総得点に加えてPPM(Points Per Minutes)とPPG(Points Per Games)を出してみました。

PPGは出場した試合数で計算しているので、特に外国籍選手がローテーションしている場合に数値が下がりません。
外国籍・帰化選手だけではなく日本人も出すようにしてみました。

REBOUNDS(総リバウンド)

TEAM PLAYER OR DR TR OR/TR
琉球 ジャック・クーリー 210 281 491 42.77%
大阪 ジョシュ・ハレルソン 111 333 444 25.00%
川崎 ニック・ファジーカス 76 349 425 17.88%
宇都宮 ライアン・ロシター 114 294 408 27.94%
三河 ダバンテ・ガードナー 90 289 379 23.75%
島根 ブライアン・クウェリ 138 233 371 37.20%
新潟 ニック・パーキンズ 101 269 370 27.30%
島根 ロバート・カーター 44 314 358 12.29%
A東京 アレックス・カーク 115 237 352 32.67%
富山 レオ・ライオンズ 66 272 338 19.53%

ORがTRに対して30%超えているとORの多い選手だろうということで赤文字にしています。
琉球のクーリー選手の40%超えは驚異的。
一方でORがTRに対して20%以下ということはDRが80%以上と同義で相手のシュートミスを高確率で自分たちのポゼッションへと変える選手という基準です。

TEAM PLAYER OR DR TR OR/TR
宇都宮 竹内 公輔 69 128 197 35.03%
A東京 竹内 譲次 45 151 196 22.96%
琉球 満原 優樹 46 131 177 25.99%

宇都宮の竹内公輔選手のOR率35%はリーグでもトップの水準なのは今シーズンも健在です。

ASSISTS(アシスト)

TEAM PLAYER MIN AS *MINPAS
京都 ジュリアン・マブンガ 1152:37 292 3:56
千葉 富樫 勇樹 1058:38 255 4:09
滋賀 齋藤 拓実 996:16 216 4:36
琉球 並里 成 922:57 198 4:39
川崎 藤井 祐眞 880:29 190 4:38
SR渋谷 ベンドラメ 礼生 863:30 187 4:37
A東京 田中 大貴 1074:59 184 5:50
三河 ダバンテ・ガードナー 1253:52 179 7:00
富山 宇都 直輝 900:48 174 5:10
A東京 安藤 誓哉 1058:40 173 6:07

*MINPAS : 1アシストをするのに何分かかっているか

今シーズンも変わらず京都 マブンガ選手がランクイン、三河 ガードナー選手も得点だけでなくパスもさばける万能タイプのプレイヤーです。

TO(ターンオーバー)

少ない方が良い指標で消化試合が少ないのでチーム版で見てみます。

TEAM TO *TOPG
宇都宮 361 9.26
A東京 382 9.79

*TOPG : 1試合あたりのターンオーバー

TO : 1試合で10回以下が望ましいと勝手に考えています。
昨シーズンクリアしていた三河が脱落してますが、宇都宮とA東京は変わらずなので堅実なバスケット健在。

AS/TOもチーム単位で見ておきましょう。

TEAM AS TO AS/TO
宇都宮 820 361 2.27
A東京 792 382 2.07
三河 786 419 1.88
SR渋谷 857 462 1.85
川崎 900 498 1.81
千葉 839 466 1.80
大阪 820 473 1.73
北海道 749 435 1.72
滋賀 805 474 1.70
琉球 695 417 1.67
島根 789 495 1.59
富山 734 461 1.59
秋田 733 467 1.57
京都 754 506 1.49
横浜 709 489 1.45
名古屋D 735 543 1.35
新潟 691 522 1.32
三遠 675 515 1.31

昨シーズン同様に宇都宮、A東京が上位で2.00超え
5チームが1.50未満という結果でした。

3P(スリーポイント)

TEAM PLAYER PTS 3FGM 3FG% eFG% 3Pの割合
名古屋D 安藤 周人 627 116 40.00% 60.40% 53.95%
滋賀 狩野 祐介 493 92 39.70% 54.77% 51.69%
千葉 富樫 勇樹 624 104 39.40% 53.05% 44.26%
新潟 五十嵐 圭 519 100 33.90% 53.32% 57.14%
京都 マブンガ 760 101 33.60% 53.15% 42.80%
TEAM PLAYER PTS 3FGM 3FG% eFG% 3Pの割合
島根 ロバート・カーター 741 96 34.00% 50.55% 35.16%
琉球 岸本 隆一 439 90 36.70% 52.04% 61.64%
京都 松井 啓十郎 486 90 47.10% 61.78% 52.94%
滋賀 狩野 祐介 327 85 39.70% 58.30% 75.89%
名古屋D 安藤 周人 435 79 33.30% 51.71% 50.32%

リーグ規定の1試合平均で1.5本ではなく、2.0本以上の3P成功数を記録している選手だけを抜粋してみました。

昨シーズンダントツだった名古屋Dの安藤選手はトップではないものの、今シーズンも安定して3Pを決めています。

滋賀の狩野選手もランクインし、3Pの割合が50%前半から75%と大幅に増えているのでシュートはほぼ3Pということになります。 この方式でトップになる島根 カーター選手は今後試合を観て見たいと思います。 まだ観たことがなくて…

まとめ

お久しぶりでした。

2018-19 第26節

第26節終了(44試合消化)時点でのスタッツをざっくりと記録しておこうと思います。

PTS(総得点)

TEAM PLAYER MIN PTS PPM PPG
新潟 ダバンテ・ガードナー 1580:04 1194 0.76 27.1
京都 デイヴィッド・サイモン 1656:13 1067 0.64 24.3
富山 レオ・ライオンズ 1580:30 997 0.63 22.7
川崎 ニック・ファジーカス 1282:27 922 0.72 22.5
SR渋谷 ライアン・ケリー 1455:20 867 0.60 20.2
秋田 ジャスティン・キーナン 1150:59 863 0.75 22.1
栃木 ライアン・ロシター 1332:21 861 0.65 20.0
SR渋谷 ロバート・サクレ 1487:00 823 0.55 18.7
名古屋D マーキース・カミングス 1211:56 822 0.68 23.5
富山 ジョシュア・スミス 1403:26 822 0.59 19.1
TEAM PLAYER MIN PTS PPM PPG
横浜 川村 卓也 1378:44 706 0.51 16.4
三河 金丸 晃輔 1084:56 685 0.63 19.0
名古屋D 安藤 周人 1300:27 627 0.48 14.3

総得点に加えてPPM(Points Per Minutes)とPPG(Points Per Games)を出してみました。

PPGは出場した試合数で計算しているので、特に外国籍選手がローテーションしている場合に数値が下がりません。
外国籍選手だけに注視していたので、日本人も出すようにしてみました。

REBOUNDS(総リバウンド)

TEAM PLAYER OR DR TR OR/TR
TEAM PLAYER OR DR TR
大阪 ジョシュ・ハレルソン 113 412 525 21.52%
栃木 ライアン・ロシター 140 361 501 27.94%
新潟 ダバンテ・ガードナー 122 358 480 25.42%
滋賀 ガニ・ラワル 184 289 473 38.90%
富山 ジョシュア・スミス 169 293 462 36.58%
SR渋谷 ライアン・ケリー 91 362 453 20.09%
川崎 ニック・ファジーカス 69 381 450 15.33%
富山 レオ・ライオンズ 81 335 416 19.47%
千葉 マイケル・パーカー 125 277 402 31.09%
北海道 デイビッド・ドブラス 124 275 399 31.08%
TEAM PLAYER OR DR TR OR/TR
A東京 竹内 譲次 60 192 252 23.81%
秋田 中山 拓哉 70 138 208 33.65%
栃木 竹内 公輔 78 117 195 40.00%

竹内公輔のOR率40%はリーグでもトップの水準です。
基準にあまり根拠は無いですが、44試合消化時点なのでTR88本以上の選手のOR率のTOP3は下記となっていました。

TEAM PLAYER OR DR TR OR/TR
横浜 ジャボン・マックレア 53 69 122 43.44%
栃木 竹内 公輔 78 117 195 40.00%
秋田 カディーム・コールビー 141 216 357 39.50%

ASSISTS(アシスト)

TEAM PLAYER MIN AS *MINPAS
琉球 並里 成 980:56 294 3:20
北海道 松島 良豪 860:14 235 3:39
京都 ジュリアン・マブンガ 1411:35 319 4:25
千葉 富樫 勇樹 1094:15 226 4:50
北海道 多嶋 朝飛 1095:06 211 5:11
秋田 中山 拓哉 1310:08 247 5:18
富山 宇都 直輝 1143:22 211 5:25
三河 桜木 ジェイアール 1230:50 216 5:41
新潟 五十嵐 圭 1417:07 231 6:08
栃木 ライアン・ロシター 1332:21 193 6:54

*MINPAS : 1アシストをするのに何分かかっているか

万能タイプのマブンガ、ポストプレイヤーのジェイアール、こちらも万能タイプのロシターがランクインしているところが興味深いです。

TO(ターンオーバー)

少ない方が良い指標で消化試合が少ないのでチーム版で見てみます。

TEAM TO *TOPG
A東京 391 8.89
栃木 406 9.23
三河 418 9.50

*TOPG : 1試合あたりのターンオーバー

TO : 1試合で10回以下が望ましいと勝手に考えています。

AS/TOもチーム単位で見ておきましょう。

TEAM AS TO AS/TO
栃木 913 406 2.25
A東京 849 391 2.17
三河 838 418 2.00
名古屋D 938 474 1.98
千葉 967 489 1.98
琉球 863 442 1.95
川崎 929 484 1.92
新潟 844 458 1.84
SR渋谷 832 461 1.80
京都 860 493 1.74
富山 854 510 1.67
三遠 841 532 1.58
北海道 885 590 1.50
横浜 784 539 1.45
福岡 845 587 1.44
滋賀 814 583 1.40
大阪 758 546 1.39
秋田 817 686 1.19

3P(スリーポイント)

TEAM PLAYER PTS 3FGM 3FG% eFG% 3Pの割合
名古屋D 安藤 周人 627 116 40.00% 60.40% 53.95%
滋賀 狩野 祐介 493 92 39.70% 54.77% 51.69%
千葉 富樫 勇樹 624 104 39.40% 53.05% 44.26%
新潟 五十嵐 圭 519 100 33.90% 53.32% 57.14%
京都 マブンガ 760 101 33.60% 53.15% 42.80%

リーグ規定の1試合平均で1.5本ではなく、2.0本以上の3P成功数を記録している選手だけを抜粋してみました。

1.5本以上達成で19人で、2.0本以上達成が5人しか居ないので絞り過ぎな気もしますがこのポリシーで見ていこうと思います。

まとめ

毎回書いてますが視覚化の術を磨きたいと思ってはいます。

レバンガ北海道の3Pスタッツの推移を追う

analyzebleague.hatenablog.com

レバンガ北海道の3P確率の低下がナゾだったので確認してみました。

試投数

条件として試投数10本に満たない記録は割愛しています。

北海道試投数
北海道_3P試投数

トピック
  • 2016-17 : チームトップの試投数だった西川が三河へ移籍
  • 2017-18 : 関野の飛躍、トラッソリーニと伊藤大司の加入
  • 2018-19 : トラッソリーニの伸び
  • 折茂 : チームの推移と形が一致していて年々微増
  • 関野 : PlayTimeを得て試投数爆増

西川が離脱したものの関野とトラッソリーニを中心に試投数は微増させています。
関野は高水準をキープし、トラッソリーには更に数字を伸ばして4本/試合近い本数を放っています。

確率

北海道3P確率
北海道3P確率

安定した試投数を維持している折茂、多嶋が揃って確率を下げていることが痛手です。折茂は2年で10.40pt、多嶋は8.90ptも下がっていることは予想を超えていました。
野口は33%前後の確率なので3Pの指標となるラインの前後を維持しているのですが、試投数が年々減っていっていることが気になります。最初の2シーズンは平均20分で今シーズンは平均10分なので完全にPlayTimeとリンクしているとまでは言えません。

松島は今シーズンアシスト数で並里に次ぐ好成績を残していることもあり、3Pよりもそちらに重きを置いていると思われます。40%を超える確率なので試投数を増やせるに越したことは無いですが、持ち味を失うようなことは望まれないでしょう。

トラッソリーにも試投数が2017-18と2018-19を比較すると1.5倍のペースになっていますが、確率は11.30pt落ちています。完全にインサイドなドブラスに対して3Pもあるトラッソリーニというのがポイントだったのですが、その確率が落ちてしまっていることが分かりました。

まとめ

試投数に関しては移籍があっても毎年同等の水準でした。

確率に関してはチームの顔でありGM、バスケットボール会のレジェンド折茂さんとCAPあさひたんが、更にはカナダ代表でもあるトラッソリーニというキーマンの確率が揃って低下してしまっていることが今シーズンチーム全体の3P確率低下へとつながっていることが分かりました。

試投数が多い選手の確率低下 = チーム全体の確率低下
当然と言われてしまうと何も言えません……

読んでいただきありがとうございます。

チーム別 3Pスタッツの推移を追う

現代バスケではシューターと呼ばれる選手に限らず、4番ポジションも外に開いて(ストレッチフォー)3Pを放つ時代です。

Bリーグの3シーズン目も2/3が消化され、代表戦のためのブレイクに入ったタイミングで3Pにフォーカスを当てて振り返ってみようと思います。

対象チームは2018-19シーズン B1所属のチームだけをピックアップしています。

補足
 ①秋田 : 2017-18 B2所属
 ②福岡 : 2016-17 B3のためデータ無し
 ③2018-19の試投数 / 成功数は60試合消化換算(1.5倍)
 ④3シーズンなんで折れ線ではなく棒グラフを採用

試投数

まずは試投数を見てみましょう。

3P試投数
3P試投数の推移

3シーズンの遷移を厳密なルールを設定せずにタイプ別に分類してみます。

 ̄\型 : 秋田, 川崎
_/型 : 栃木
\/型 : 千葉, A東京, 横浜, 滋賀, 大阪, リーグ平均
/\型 : 富山, 三遠, 琉球
――型 : 三河, 福岡
/ ̄型 :
\_型 : SR渋谷
 /型 : 北海道, 新潟, 名古屋D, 京都
 \型 :

リーグ平均(最右端)では若干のV字型ですがほぼ横ばいです。
年々増えているかと予想していたのでのっけから意外な結果となりました。

3シーズン続けて平均を上回っているのは千葉、名古屋D、琉球の3チームだけあり、前述の型では全て異なるパターンでした。

千葉 : 2016-17シーズンにが倒的な試投数を誇っていた理由はタイラーストーンの存在です。1人で408本も放っていたので、その選手が移籍したことで数字が落ちています。

名古屋D : 常に高い水準にありながら少しずつですが更に試投数が増えています。2017-18シーズンは唯一の1500本超えでしたので、後述しますが確率がどうなっているかが重要になってきます。

新潟 : 2018-19の五十嵐の試投数はリーグトップで前年比120%くらいになっていますが、チーム全体で試投数が増えているために伸び続けているようです。

滋賀/京都 : 2016-17最多試投数を誇ったマブンガが滋賀から京都に移籍したことで滋賀の数値は大きく減っていますが、2017-18は出場試合が47(スタート11試合)に留まったことで即数字には反映されていません。2018-19には元のマブンガに戻り京都の試投数を引き上げる形となっています。

確率

3P確率
3P確率の推移

こちらもタイプ別に分類してみます。

 ̄\型 : 北海道, 秋田, A東京, 川崎, 三遠

_/型 : 栃木

\/型 : 千葉, SR渋谷, 三河, 大阪

/\型 : 新潟, 京都

――型 : 横浜

/ ̄型 : 富山, 琉球

 /型 : 名古屋D(, 福岡)

 \型 : 滋賀

名古屋D : 年々増やしていった試投数ですが、確率は2016-17が33.60%で+1.6pt、+3.1ptと2年で4.7ptも増えています。当然試投数の多い安藤が41.1%(109/265)で稼いでいるのですが、小林の50%(20/40)、張本の42.3%(41/97)もあって2018-19シーズントップの成功率となっています。

千葉 : 試投数の多い富樫が39.2%で引っ張っていることは間違いないのですが、確率で言えば石井 46.3%、原 43.9%、ギャビン 42.9%、田口 41.1%と40%超えがこんなにもいるのは驚きです。千葉の得点力の一端は3Pにもありますね。

栃木 : 2017-18の3P確率トップの喜多川が開幕前に前十字じん帯断裂ということで、2018-19シーズンは出場できても終盤戦となる見込みとなってます。そんな中で他の選手がカバーしているのか4.4ptも伸びています。実況/解説にFTの確率58.9%をネタにされますが、3Pが48.3%(42/87)というのは驚きです。

北海道/秋田 : 秋田は田口の影響が考えられますが、北海道の急落はどこに原因があるのでしょう。

リーグの平均は3シーズンほぼ変化していないものの、新潟と三遠以外はどこかのタイミングで大きく変化しています。
3P確率を大きく上げて西地区2位につけている名古屋D、リーグ平均よりやや低いながらも3P確率は安定して中地区1位の新潟と3Pが全てではないですがチームの色が出るポイントであることは言えそうです。

2018-19 第24節

第24節終了(40試合消化)時点でのスタッツをざっくりと記録しておこうと思います。

PTS(総得点)

TEAM PLAYER MIN PTS PPM PPG
新潟 ダバンテ・ガードナー 1430:36 1062 0.74 26.6
京都 デイヴィッド・サイモン 1498:21 962 0.64 24.1
富山 レオ・ライオンズ 1440:43 922 0.64 23.1
川崎 ニック・ファジーカス 1158:25 825 0.71 22.3
栃木 ライアン・ロシター 1214:20 804 0.66 20.6
秋田 ジャスティン・キーナン 1044:09 801 0.77 22.9
名古屋D マーキース・カミングス 1180:15 799 0.68 23.5
滋賀 ガニ・ラワル 1215:16 772 0.64 20.9
SR渋谷 ライアン・ケリー 1315:43 764 0.58 19.6
富山 ジョシュア・スミス 1274:49 741 0.58 19.0
TEAM PLAYER MIN PTS PPM PPG
三河 金丸 晃輔 1084:56 685 0.63 19.0
横浜 川村 卓也 1268:34 635 0.50 16.3
千葉 富樫 勇樹 1012:44 567 0.56 14.2

総得点に加えてPPM(Points Per Minutes)とPPG(Points Per Games)を出してみました。

PPGは出場した試合数で計算しているので、特に外国籍選手がローテーションしている場合に数値が下がりません。
外国籍選手だけに注視していたので、日本人も出すようにしてみました。

REBOUNDS(総リバウンド)

TEAM PLAYER OR DR TR OR/TR
大阪 ジョシュ・ハレルソン 100 367 467 21.41%
滋賀 ガニ・ラワル 175 280 455 38.46%
栃木 ライアン・ロシター 125 325 450 27.78%
新潟 ダバンテ・ガードナー 110 318 428 25.70%
富山 ジョシュア・スミス 149 273 422 35.31%
川崎 ニック・ファジーカス 68 341 409 16.63%
SR渋谷 ライアン・ケリー 74 325 399 18.55%
北海道 デイビッド・ドブラス 119 263 382 31.15%
富山 レオ・ライオンズ 78 300 378 20.63%
福岡 ベンジャミン・ローソン 98 275 373 26.27%
TEAM PLAYER OR DR TR OR/TR
A東京 竹内 譲次 56 179 235 23.83%
秋田 中山 拓哉 64 124 188 34.04%
栃木 竹内 公輔 70 106 176 39.77%

本数では圧倒的に竹内譲次ですが、中山と竹内公輔のOR率が目を引きます。

ASSISTS(アシスト)

TEAM PLAYER MIN AS *MINPAS
琉球 並里 成 966:11:00 289 3:20
北海道 松島 良豪 860:14:00 235 3:39
京都 ジュリアン・マブンガ 1253:20:00 289 4:20
千葉 富樫 勇樹 1012:44:00 209 4:50
富山 宇都 直輝 1029:57:00 195 5:16
秋田 中山 拓哉 1203:16:00 222 5:25
北海道 多嶋 朝飛 988:02:00 181 5:27
三河 桜木 ジェイアール 1185:00:00 207 5:43
新潟 五十嵐 圭 1289:38:00 210 6:08
横浜 川村 卓也 1268:34:00 179 7:05

*MINPAS : 1アシストをするのに何分かかっているか

TO(ターンオーバー)

少ない方が良い指標で消化試合が少ないのでチーム版で見てみます。

TEAM TO *TOPG
A東京 350 8.75
栃木 372 9.30
三河 373 9.33
琉球 394 9.85

*TOPG : 1試合あたりのターンオーバー

TO : 1試合で10回以下が望ましいと勝手に考えています。

シーズン折り返し地点を過ぎ、10回以下に抑えられるチームも数値も収束してきたようにも見えます。

AS/TOもチーム単位で見ておきましょう。

TEAM AS TO AS/TO
栃木 827 372 2.22
A東京 761 350 2.17
三河 761 373 2.04
琉球 784 394 1.99
名古屋D 837 426 1.96
千葉 863 449 1.92
川崎 818 437 1.87
新潟 764 420 1.82
SR渋谷 754 427 1.77
京都 777 452 1.72
富山 790 464 1.70
三遠 800 493 1.62
北海道 816 539 1.51
横浜 705 487 1.45
福岡 764 531 1.44
滋賀 738 531 1.39
大阪 684 501 1.37
秋田 742 631 1.18

3P(スリーポイント)

TEAM PLAYER PTS 3FGM 3FG% eFG% 3Pの割合
三河 金丸 晃輔 685 85 44.50% 52.36% 36.17%
名古屋D 安藤 周人 563 109 41.10% 61.82% 56.19%
滋賀 狩野 祐介 445 84 40.60% 54.86% 52.17%
千葉 富樫 勇樹 567 94 39.20% 52.85% 44.13%
京都 マブンガ 684 92 34.70% 54.07% 43.19%
新潟 五十嵐 圭 467 89 33.50% 52.87% 56.33%

リーグ規定の1試合平均で1.5本ではなく、2.0本以上の3P成功数を記録している選手だけを抜粋してみました。

まとめ

毎回書いてますが視覚化の術を磨きたいと思ってはいます。

データの見方に関するアドバイスやご指摘大歓迎です。